ホーム>Bonadapterのページ
USI・Bonanzaプロトコル変換ツール「Bonadapter」のページです。
Bonadapterについて
動作環境
注意点
Bonadapterの使い方
ダウンロード
Bonadapterは、将棋ソフトBonanzaを将棋所で動作させるために、USIプロトコルとBonanzaプロトコルを変換するツールです。同種のソフトはこれまでにも存在しましたが、いくつか不満な点があったので新しく作成しました。Bonadapterを使う利点を以下に挙げます。
- これまでは、詰んだ局面をBonanzaに考えさせると何もコマンドを返さないため、そこで動作が止まる問題がありました。Bonadapterを使った場合、詰んだ局面を考えさせるとBonadapter自体が投了のコマンドを返すので、連続対局や連続棋譜解析が途中で止まることはなくなりました。
- 思考時間と秒読みは、対局ダイアログの値を正確に反映します。(Bonanza 2.0以降でエンジン設定ダイアログの「思考時間を厳格に守る」にチェックした場合。また、Bonanza 3.0以降では、エンジン設定ダイアログの思考打ち切り条件で「時間」を選ぶ必要があります。なお、Bonanza 1.xでは持ち時間の設定ができないので、エンジン設定ダイアログで秒読みの値を設定します)
- 先読みも、エンジン設定ダイアログの「相手の手番中に先読み」の設定を反映します。(先読みできないBonanza 1.xを除く)
- ハッシュサイズは、エンジン設定ダイアログで設定した値にだいたい近い値になります。
- 64bit OSでBonanza 6.0を動かすと64bit版の実行ファイルを起動するので探索速度が少し速くなります。
- 対応OSはWindows Vista/7/8/10です。また、.NET Framework 4以上も必要になります。これらの動作環境は将棋所と全く同じなので、将棋所が動く環境であればBonadapterも問題なく動きます。
- Bonanzaのバージョンは1.0から6.0まで全てに対応しています。
- Bonadapterは将棋所でBonanzaを動作させるためのものであり、将棋所以外のUSI対応GUIでの動作検証は一切行っていません。
- 上記の通り、64bit OSでBonanza 6.0を動かすと64bit版の実行ファイルを起動しますが、CPUによっては問題が起きることがあります。古いCPUにはSSE4.1に対応していないものがあります。そのようなCPUを搭載したPCに64bit
OSがインストールされている場合、将棋所でエンジンを追加しようとしてBonadapterを選ぶと、Bonanzaの64bit版実行ファイル(bonanza_x64_sse4.exe)を起動しようとして失敗するという報告がありました。そのような場合、bonanza_x64_sse4.exeをゴミ箱に捨てるか、別の名前に変更する(例えばbonanza_x64.exeにする)と、32bit版実行ファイル(bonanza.exe)を起動するので正常に使えるようになります。
Bonadapter.zipをダウンロードしてから展開します。
フォルダの中にあるBonadapter.exeとBonadapter_ja.txtをBonanzaの実行ファイル(bonanza.exe)があるフォルダにコピーして下さい。
次に将棋所のエンジン管理ダイアログで「追加...」ボタンを押して、先ほどコピーしたBonadapter.exeを選んで「開く」を押すとBonanzaが追加されます。間違ってbonanza.exeやbonanza_x64_sse4.exeを選ばないよう注意して下さい。
Bonadapter 1.2.0をダウンロード
※ダウンロードしたファイルはZipで圧縮してあるので、展開してから使って下さい。
更新履歴
2016/04/09 Bonadapter 1.2.0をリリース
2015/03/21 Bonadapter 1.1.3をリリース
- Bonanzaの思考時間が1分を超えると、読み筋と一緒に返す思考時間の表示が間違っていた問題を修正。
2015/03/07 Bonadapter 1.1.2を再リリース
- 2015/02/07に公開したBonadapter 1.1.2は、ファイル本体のバージョン番号を1.1.1から変更するのを忘れていたので、それを1.1.2に修正しました。プログラムの内容は以前のものと同一です。
2015/02/07 Bonadapter 1.1.2をリリース
2015/02/03 Bonadapter 1.1.1の公開中止、Bonadapter 1.1.0を再公開。
- Bonadapter 1.1.1を使って思考時間無制限で検討をすると、検討中に局面を変更しても、その新しい局面の検討を行わないというバグがありました。Bonadapter 1.1.0は実用上は特に問題ないバージョンなので、修正版を出すまでそちらを使ってください。
2015/01/31 Bonadapter 1.1.1リリース
2014/12/20 Bonadapter 1.1.0リリース
- 将棋所3.1.0での変更(検討時に開始局面から現在局面までの指し手を送るようにした)に対応。将棋所3.1.0で古いBonadapterを使うと正常に動作しない可能性があるので、必ず新しいバージョンを使って下さい。
2014/04/26 Bonadapter 1.0.1リリース
- 持ち時間が1分以上の対局で初手に定跡外の手を指すと、Bonanzaが制限時間を越えて思考していた問題を修正。
2013/10/20 Bonadapter 1.0.0リリース
ホーム>Bonadapterのページ